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いち原作ファンとして映画版『この世界の片隅に』の見過ごせない改変について その6 - はしだてあゆみのぼやき
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いち原作ファンとして映画版『この世界の片隅に』の見過ごせない改変について その6 - はしだてあゆみのぼやき
6.消された枕崎台風と敗戦後の混沌 敗戦後の描写となると、さらに露骨に原作を改変しています。 最も... 6.消された枕崎台風と敗戦後の混沌 敗戦後の描写となると、さらに露骨に原作を改変しています。 最も顕著なのが、原作での8/15の次の回、枕崎台風のエピソードを丸々削除していることです。 この枕崎台風のエピソードは、原作でもなかなかに不可解な回だったりします。何しろすずが絶望の淵に落とされた8/15の直後の回だというのに、底抜けに明るいのです。 戦争に負けた上に、広島で入市被爆した伯母夫婦は体調が優れず、台風で納屋はつぶれ、周作は屋根に穴を開け、義母のサンは頭から血を流し、坂道が崩れて径子は泥まみれになり、家長である円太郎は解雇され……。北條家にありとあらゆる災難が降りかかります。 しかし、その苦境のどん底で北條家の人々は実にいい笑顔で大笑いするのです。(下巻 p.103) 終いには自棄になって「ほんまに迷惑な神風じゃ!」と笑い飛ばす始末です。 この大笑い、作中のある伏線を回収したものだと私