トラブルには技術的原因と、マネジメント的原因がある | タイム・コンサルタントの日誌から

トラブルの原因分析について、このところ2回にわたって考えてきた（「熱気球の浮上、または原因分析のシステムズ・アプローチについて」・「経験から学びすぎることの危険 ～ゆらぎある事象の原因分析について」 ）。原因分析の手法にこだわっているのは、それが「学び」と「成長」の鍵だからである。自らの能力を向上させ、成長するためには、仕事の結果（成果）から学ぶべきだと、わたしは信じている。個人も、組織集団も、である。 仕事の結果としてトラブルが生じたら、そこから素直に学ぶ。成功からも学べるが、失敗から学ぶ方が、記憶に強く残るからだ。そして（当然ながら）すべてに成功できる人なんていない。あの本田宗一郎だって、「自分は失敗ばかりしていた」と言っているくらいだ。他人から見たら成功でも、自分ではそこに足りない点を見る、というのがこの経営者の卓越した点だったのだろう。 さて、繰り返すが、『根本原因』Root Ca

[dgen]

最近よく思う。「フールプルーフ」は仕事を複雑化しストレスや新たな問題を生む。大事なのは教育や平準化で、それを怠ると人が入れ替わるたびに問題が発生する。複数の解決策を止揚してシンプルにすべきだなあと。

[airj12]

人や環境といった変えられないモノに原因を求めない事で改善を続けるコツを根気よく説いてくれるの有り難い

[moronbee]

少人数の職場では少数の「フール」が及ぼすインパクトが大きい。フールプルーフ(落下防止)が必要となる状況が既に負けで、意見の違いや多少の傷を負いつつも全体として引っ張り上げるビジョンがとても大切。

[toro-chan]

間違ってます。トラブルは「人的要因」だけがあり、技術は無関係です。そう見えないとしたら、単に見る人の能力が低いことに過ぎません。

[zu2]

“学びのサイクル」を阻害するものが、身近にあるのだ。思考習慣の上の問題、あるいは組織のOSのバグと言ってもいい。 それは、仕事の成果を、すべてリーダーの人格だけで説明する議論である”

[moccos_info]

“仕事の成果を、すべてリーダーの人格だけで説明する議論”戦国武将の伝記を読んで育つ国民の仕様

[tinsep19]

トラブルの原因分析について、このところ2回にわたって考えてきた（「熱気球の浮上、または原因分析のシステムズ・アプローチについて」・「経験から学びすぎることの危険　～ゆらぎある事象の原因分析について」 ）

[hiroaki256]

だから担当者が変わっても、いつも似たようなトラブルの繰り返しということになる。いつも似たトラブルを繰り返すときは、「マネジメント的原因」の存在を疑うべきである。

[hiroomi]

“マネジメント的原因とは何か。それは、技術的原因（きっかけ）で生じかけたトラブルが、そのまま仕事の成果に出ないような「仕組み」を作ることを怠った、あるいは仕組みが機能しないのに放置していた”

[b_taro]

トラブルにマネジメント的な原因があるのは同意だけど、この論だとそれは環境に該当しちゃって解決しようがないんですが

[yujiorama]

仕組みを作るのも仕組みに従って実行するのも自分たちの仕事であって、偏りなくやらないといけないなあ。ということを意識しないと交換可能な作業者のままでしかいられない。

[dogwood008]

【要約と私感】“マネジメント的原因” = 仕組みの原因。手っ取り早く直すには技術的要因を取り除けば良いけど、仕組みがダメならまた似たような失敗をうむ。

[mmorita44]

結局技術的原因もそれを容認してきたマネジメント的原因に帰結する

[DiceK_U]

合わさると破壊力抜群

[azumaon]

トラブルには技術的原因と、マネジメント的原因がある : タイム・コンサルタン... お仕事のために…φ(..)メモメモ