ピーターの法則と無能なる社会 | タイム・コンサルタントの日誌から

遅ればせながら、私のところにも「ねんきん特別便」がきた。社会保険庁からだ。私の分については、中身はあっている。と思う。なにせ卒業以来、ずっと同じ一つの会社に勤めている。しかし卒業して以来、転居し結婚し何度も転職した私のつれあいの年金記録は、案の定まちがっていた。何度も社会保険事務所とやりとりをして、ようやく一本の記録にまとめることができた。膨大な手間の浪費である。 そもそも、この「ねんきん特別便」を見て、“これには一体どれくらいの金がかかっているのかなあ”と感じる。日本の人口は1億2千万人強である。年金記録対象者は子供をのぞくほとんど全員だから、1億枚近いだろう。これはつまり、A4のプリントアウト1億枚、ということだ。毎分20枚打てるプリンタがあったとしよう。それでずっと印字し続けて、10年かかる。業務用高速プリンタならさらにその数十倍の速度だろうが、それでも数ヶ月かかる計算だ。それぞれに

[cloudliner_tweets]

「出世スピードが速ければ速いほど、組織は全体として無能レベルに近づいていく」

[hedachi]

面白い文章

[bn2islander]

麻生さんにもピーターの法則が適用されているのかな

[yojik]

おもろい

[cyclist_matta]

組織が無能な平衡状態に陥る「ピーターの法則」について。出る杭は打たれるじゃなくて引っ込むか？

[Nao_u]

「“業績不振の米国企業のエグゼクティブでＭＢＡ取得者の比率は90%、業績好調の米国企業のエグゼクティブでＭＢＡ取得者の比率は55%”などという統計事実がでてきたりするわけがないのだ。」

[shigeo-t]

社会に出て長くなればなるほどピーターの法則を実感するという法則。しかも、まれに「なんでこの人を」という謎人事があって、すでに無能化していたのにさらに昇格することもある、世渡りでも昇格できるぞの法則。