「うん、わかった」 - 鰤端末鉄野菜 Brittys Wake

カレンダーを見る。日付を見る。この時期になると、21日を起点に物事を考える。21日まであと何日、21日からもう何日。この日は何を食べた、何をお弁当にもたせた、何時ごろに帰ってきた、お風呂に入った、入らなかった、こんな話をした、話をする間もなく寝てしまった。買物にいって何を彼のために買った。携帯電話に何時頃かかってきた。電話に出た。出なかった。呆れるほど細かくそんな些事ばかりを覚えている自分にやはり呆れる。普段はまったく忘れているのだけれど。 涙が止まらない。この日は朝、彼から起こしに来たのだったか。普段は低血圧の私をこころゆくまで寝かせておいてくれるのだけど――どのみちこの週はわたしのほうは論文を入稿した直後で夜遅くまで起きている必要はなかった、なので彼としてもそう遠慮する必要はなくて、たしかこの週には二回ばかり起こしにきたような気がする。なんだかとても必死で、ごめんねといいながら、でもね

[phallusia]

うまく言えないけど，よくわからないけど，泣きそうになった。胸がざわざわする。数年前の似たような出来事を思い出す。

[karino-tohko]

「ごめんねといいながら、でもねごはんを一緒に食べたいのと」

[mshkh]

私も泣いてしまった

[shiget84]

うまく言語化できない。

[narwhal]

について。ありのすさびについて。言葉がない

[hatayasan]

「それでも、あの瞬間が、わたしにとっては彼を留められたかもしれないほとんど最後の瞬間だったのだ。」

[fuldagap]

ブログ読んでると、時々こういう、ただ立ち尽くすしかないような、言い様のない手触りを持つ、人の生に触れることがある。ある種の他生の縁と思うけれど、これは、Brittyさんの信仰に失礼な言い方かもしれないな、とか

[mallion]

自分が死んだらこんなに思ってもらえるだろうかとふと思った。旦那さん今も幸せだと思う。/ しかしほかの人が立ち入るべき事ではありませんでしたね。申し訳ありません。