金融緩和で物価が上がらないなら財政でという安易な発想 | 牛さん熊さんブログ

日銀が現在行っている金融緩和策のバックボーンには、いわゆるリフレ派と呼ばれる人達の考え方がある。リフレーション(リフレ)とは、 中央銀行が世の中に出回るお金の量を増やし、人々のインフレ期待を高めることでデフレ脱却を図ろうとする金融政策のことを示す。リフレは通貨再膨張と訳されている。 ただしリフレ的な発想には暗に財政拡大も絡んでいる。政府は財政再建等を行わず、さらなる借金をしても（国債を増発しても）財政を拡大させ、その国債を日銀に引受させる格好で金融緩和を行い、それによって景気は拡大し物価も上がる。景気拡大による税収増によって借金は返済できるといった発想となる。これはいわばフリーランチ的な発想ともいえる。 日本の債務がGDPの倍以上となっており、この数字そのものはまさに危機的な状況にある。ただし、政府は多額の資産も保有しており、実質的な債務はそれほど多くないとする意見もリフレ派にみられる。さ

[perfectspell]

「税収を大きく増加できる財政政策は高度成長期などであればまだしも、低成長期にはかなり難しくなる。」「結果は出ずに国の債務だけ増加」もう小渕で試したろう。

[ROYGB]

現在の日銀は大規模な金融緩和をしている点ではいわゆるリフレ派的な考えを持っているけれど、財政面では消費税の８％へのアップを望ましいとしたことなどからすると財政再建派に近い考えのような。

[neco22b]

まあ、資本家はそういうわな。もちろんこの人がいうフリーランチなんてなくて、国債使って財政出動ので通貨膨張によるインフレが発生すれば資本家に対するインフレ税になるからな／そこまで言うなら累進課税強化言え

[sgo2]

そもそも金融緩和にしろ財政拡大にしろ、借金漬けの政府に利はあっても、預金を抱えてる国民には損でしかない。ので国民に抵抗される(現に物価上昇や実質賃金低下で叩かれてる)からスムーズに事が運ぶ筈もなく。

[sotonohitokun]

実際インフレが来た時、現金は外貨移行でのヘッジが楽、株や不動産はインフレに強い（インフレ以上に上がりやすい）から資産家は問題ないよ。一番来るのは年単位でしかインフレ調整できない年金受給者。

[p260-2001fp]

ブコメ参照。言葉を発する人は誰でもその人の立ち位置というものがあるので。

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意地悪な神様の出すクイズでは、二択のどちらも不正解ということもあるのだ。

[hahnela03]

中央銀行が国債を買い入れれば債務は実質増えないのであれば、税金など取らずに大量の国債を日銀に保有してねもらえば済むことである。なぜ世界の国々はそれをしていないのか。

[maturi]

”リフレ的な発想には暗に財政拡大も絡んでいる。政府は財政再建等を行わず、さらなる借金をしても（国債を増発しても）財政を拡大させ、その国債を日銀に引受させる格好で金融緩和を行い、それによって景気は拡大し