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泣くたびに強くなる“口から生まれたサウスポー” 中日に大野雄大がいてよかった | 文春オンライン
今年の中日ドラゴンズは、去年とは一味も二味も違う。 もっとも大きな違いは、今年は大野雄大がすこぶる... 今年の中日ドラゴンズは、去年とは一味も二味も違う。 もっとも大きな違いは、今年は大野雄大がすこぶる元気だということだ。 落合博満監督時代のドラゴンズの象徴はアライバだった。では、落合監督退任以降のドラゴンズの象徴は誰だったかというと、筆者は大野雄大と高橋周平だと思っている。監督が誰に代わろうが、この2人が活躍すればドラゴンズは活気づき、沈黙すればドラゴンズも停滞した。 与田剛監督はそのあたりがわかっているようで、高橋周平にはキャプテンという大任を与え、大野雄大にはホーム開幕戦を任せている。 大野雄大の魅力は明快だ。とにかく投げっぷりがいい。140キロ代後半のストレートをズバズバ投げ込む左の本格派。年間200イニング、3000球を投げるタフネスぶり。そして、マウンド上で相手打者を睨みつける誰よりも強い眼差し。人生で夏バテした経験がないと豪語する大野雄大を見ていると、馬車を引く馬のようだといつ
2019/05/03 リンク