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ラディカルな意志のスタイルズ:ビュロ菊だより
昨年の春にDC/PRGを解散したのは、端的にミッションを終えたからで、それは「戦争とアメリカ」というこ... 昨年の春にDC/PRGを解散したのは、端的にミッションを終えたからで、それは「戦争とアメリカ」ということだった。その後世界はその通りになり、つまり戦争とアメリカの時代は少なくとも一旦は終わったが、更に深く酷いことになった。深く酷い世界に対して、顔をしかめるのは児戯にも等しい。酷い世界に対して、嘘でも元気ぶり、作り笑いで家を出るのも。 「もうバンドはやらないでおくべきか、やるのか?」を考えた。もう歳も歳だし。そして、昨年の秋頃から「来年(22年)は、コロナだオリンピックどころではない酷い世界になる。途轍もないことになるだろう」という直感が働き、そのための音楽が必要になる。第一には自分に。そして年が明け、直感は当たった。いつだって現代は混迷する酷い社会だが、今の現代は今までの現代よりも酷い。バンドを結成することにした。年齢的に言っても、高い確率で人生最後のバンドになるだろう。上手くゆくと20年