青少年健全育成条例と常識とインテリ系左翼気質 - よそ行きの妄想

さて、東京都青少年の健全な育成に関する条例（以下「本条令」。）についてである。 先日、「こどもにエロ漫画を売りつけることで養われる国際競争力なる能力があるらしい」というエントリーを書いたところ、割と少なくない反応が寄せられた*1ので、今日はそれらの反応について思ったことを書いてみたい。 私に反応を寄こしたのはほとんどが本条例の反対派だ。まあひとくちに反対派といってもいろいろな人がいるわけだが、概ね以下のグループにわけられると私は思っている。 出版・流通業界の関係者で、本条例によって自らの経済的利益が害されるのではないかという恐れを抱いている人たち 規制対象になり得るコンテンツの消費者で、本条例によって自らの欲求が満たすことができなくなることを危惧している人たち 学術的な背景に基づいて、表現の自由(ごく稀にリバタリアニズム)についての"べき論"を展開している人たち 上記3グループいずれかのフ

[bata64]

こちらのブログのおかげでなんか色々整理がついて来た気が。ありがたや。/出版社が強硬に反対する理由はなんだろうな。確実に困る事があるからなんだろうと思うんだけど。

[white_rose]

はてなには3のふりした1の人も多いと思ってる。それで釣られてる人多数、じゃないかな。

[oldriver]

「無事に運営されている〜反対する人たちの方が根拠を示すのが筋」→論理破綻。形式的には無事運営されてる現条例支持が反対派。現状じゃダメってのが改正派／常識だから根拠不要？それ「俺の」常識でしょ。オレオレ

[norinorisan42]

扱われている議論には実はあまり関心がなくて、議論を行っている人間の観察に興味がある人の文章。こういう分析をしたくなり対象者に不満をぶつけたくなるのもわかるが、鏡に向かってものを言ってる感じがする

[egpehcbd]

「市井の人の認識はこんなもの」というのは別に批判的なニュアンスで書いたわけではありません。反対派の思考は私も含めて麻痺（この条例でフィクション全滅！子供読ませてもいいじゃんとか）してるよねということ。