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スティーブとは電話で連絡を取っていた。ほぼ毎日、たいがいは1日に何度も、だ。時間は特に決まっていな... スティーブとは電話で連絡を取っていた。ほぼ毎日、たいがいは1日に何度も、だ。時間は特に決まっていない。私の自宅には、キッチンのFAXに並んで仕事用電話が用意してある。この電話が毎晩のように鳴る。 スティーブはいつも激しく、トップギアで走りつづけているみたいだったが、会話はいつも気安く、滑らかだった。前回の続きがするっと始まるのだ。家族のことなどで手が放せなかったりしたら、少しあとにかけ直す。会話が始まると、時速160㎞まで瞬間的に加速する感じがした。 週末、スティーブは、よく、我が家まで歩いて来た。5分ほどの距離なのだ。 「やあ、ローレンス。散歩に行かないか?」 こう言われるので、一緒にパロアルトの街中をぶらつく。スティーブほどになれば好きなところに行けるはずだが、彼は、近所でいいらしい。オークの古木や古くてすばらしい家屋があると立ち止まって眺める。新しい家屋に興味を引かれることもあった。
2019/05/03 リンク