異教徒を永遠に“性奴隷”にするために…ISの謀略が明らかになった！

ISから逃れたヤズィド教徒の女性たちは、現在イラク北部のシンジャル山付近で避難生活を送っている PHOTO:AP / AFLO 「下着を脱げ！」 そう言われて、いよいよこの男にレイプされるのだという恐怖で、彼女の体は凍りついた。 だが男は、彼女の太腿に手を伸ばすと、触れる代わりに注射を打った。それは、避妊用のホルモン剤だった。その後、男は彼女にベッドに横たわるように命じた──。 IS（いわゆる「イスラム国」）の「性奴隷」にされたこの体験を、米「ニューヨーク・タイムズ」紙に語ったのは、まだあどけなさの残るヤズィド教徒の少女だ。イラク北部に暮らすクルド系少数派のヤズィド教徒は、ゾロアスター教に似た土着の宗教を信仰している。 そのため、ISは彼らを「邪悪な異教徒」と見なし、2014年にその居住地域を襲撃。男は虐殺され、女は「戦利品」としてISが“首都”とするシリア北部の都市ラッカに拉致された。

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「円滑に運用するため、ISは彼女たちに対し避妊ピルやホルモン注射を投与するなど、徹底した避妊を行っていた」「旧ユーゴスラビアやルワンダのケースでは、国際的な司法の場で初めてレイプを戦争犯罪とする判決」

[wideangle]

ひどい。 "妊娠した女性は性奴隷としての価値を失うため、ISは女性たちを厳しく管理し、妊娠を阻止することによって、性奴隷を“安定供給”しようとしているのだ。"