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祈りの場、そして伝える場所に――福島県大熊町、約10年9カ月を経て見つかった娘の遺骨 - Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)Dialogue for People
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祈りの場、そして伝える場所に――福島県大熊町、約10年9カ月を経て見つかった娘の遺骨 - Dialogue for People(ダイアローグフォーピープル)Dialogue for People
「大腿骨……」――その言葉を聞いても、木村紀夫さんの表情は緩まなかった。目の前の遺骨にこびりついた黒... 「大腿骨……」――その言葉を聞いても、木村紀夫さんの表情は緩まなかった。目の前の遺骨にこびりついた黒い土を、必死に指で削ぎ落していく。しかし次の瞬間、安堵のため息とともに具志堅隆松さんの漏らした「見つかったぁ……」という声に、木村さんの表情も溶けていく。思わずこぼれる笑い声。「もっとこの辺りを探せば出てくるかもしれないね」と言いながら、木村さんは愛おしそうに遺骨を撫でた。何度も、何度も。約10年9カ月前に失われた命の温もりを、そっと手繰り寄せるように。 ここで伝え続けなさいというメッセージ 見つかった遺骨は、2011年3月11日、東日本大震災の津波によって犠牲となった、木村さんの次女、汐凪(ゆうな)さんのものとみられている。木村さん一家の暮らしていた福島県大熊町には、東京電力福島第一原子力発電所の1号機から4号機までが立地している。地震発生当時、小学1年生だった汐凪さんは、小学校での授業を
2022/01/20 リンク