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人生最後のチャンスかもしれない『秒速5センチメートル』を映画館で観るのは。
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人生最後のチャンスかもしれない『秒速5センチメートル』を映画館で観るのは。
サブスクで見放題なのは知ってる。くり返し見たから。 けれど、映画館で観たらまるで違う作品だった。 ... サブスクで見放題なのは知ってる。くり返し見たから。 けれど、映画館で観たらまるで違う作品だった。 音が違う。 ホームを吹き抜ける風の音や、覆いかぶさってくる波の轟音、ブレーキをかける列車の車輪が軋む不協和音が耳を聾するばかりで怖いくらいだった。そして沈黙。深々と降りしきる雪の「無音」がよく聴こえた。列車の連結部の鉄板の音が、第1話と第3話で違うことも分かった。液晶テレビのペラッペラなスピーカーとはまるで違う音響にどっぷり浸った。 光が違う。 恐ろしいほどの解像度で描かれる世界の広がりが、丸ごと目に入ってくる。第1話の暗く沈んだ冬の夜の闇と、第2話の広い青い海原と、そしてラストの桜吹雪と雪のひとひらが対照的で、闇と光の映像対比がやっと分かった。あの手紙を書いている机の単語帳に「confession」とあるのが分かったし、第1話で夜を駆けるアカゲラの翼が翻る様と、第2話で彼女が飛ばした紙飛行機