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砂川 空知平野の北端 冬の雪 子供はこんなふうに遊んでいた - 安心感の研究 by 暖淡堂
子供の頃は、雪が少しでも積もるとウキウキした。 寒くなろうが、移動の苦労が増えようがお構いなしだ。... 子供の頃は、雪が少しでも積もるとウキウキした。 寒くなろうが、移動の苦労が増えようがお構いなしだ。 身づくろいをして、外に飛び出す。 少し遅れて、妹もついてくる。 雪が吹き溜まっているようなところを見つけると、たまらなく嬉しくなる。 勢いをつけて、そこに顔から飛び込んだりする。 立ち上がり、まだ誰も踏み込んでいないところに、背中から倒れ込む。 顔に降りかかる雪の冷たさを感じる。 目を開くと、舞落ちてくる雪と、灰色で妙に明るい雲が見える。 毛糸の帽子と手袋は、雪が融けて固まった小さな氷がたくさんついている。 夕方になり、周囲は青い闇が広がる。 しかし、雪はいつまでも白かった。 親に呼ばれて、家の中に戻る。 石炭ストーブが放つ熱で、一気に汗をかく。 雪の中で遊んでいたときに、もう汗をかいていたのかもしれない。 背中に入れていたタオルを引き抜く。 それがとても心地よい。 祖母が夕飯の下ごしらえを
2023/12/14 リンク