欠乏、不足の意味はどう違うのですか。教えてください。 - 「不足」は「欠乏」をも含んだ、より広い語で、あらゆる場面で「足りない」と... - Yahoo!知恵袋

「不足」は「欠乏」をも含んだ、より広い語で、 あらゆる場面で「足りない」ということを表現できます。 「欠乏」は、「不足」の中でもとくに、「本来絶対に備えているべきもの」 「ある物・事象の成立の条件となっている不可欠なもの」がない、 という場合に用いる語です。 例えば、高い山の上で人が苦しくなるのは「酸素欠乏」と言いますが、 これは「本来人間が正常に暮せる空気の中に不可欠な量」であり 「通常の『空気』がかならず含んでいる量」の 酸素が足りない状態であるからです。 つまり、ある正常な状態から、何かが足りなくなったのが「欠乏」です。 もちろん、この状態は「不足」でもあるのですが、 「不足」ですと、「本来絶対に備わっているはずのもの」というニュアンスを 伝えることができません。 このため、任意で行うことについて「足りない」ものは、 「本来備わっているもの」という前提が成立しませんので、 「欠乏」を