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キャリアのために「早く産む」という選択、晩産化傾向ストップした日本社会の変化とは
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キャリアのために「早く産む」という選択、晩産化傾向ストップした日本社会の変化とは
朝日新聞出版が運営するニュースサイト。 from AERAdot. 『週刊朝日』や『AERA』を発行する朝日新聞出版... 朝日新聞出版が運営するニュースサイト。 from AERAdot. 『週刊朝日』や『AERA』を発行する朝日新聞出版のwebサイト「AERAdot.」とのコラボレーション連載。 バックナンバー一覧 2023年に国内で生まれた日本人の子どもは過去最少の72万6千人(推計)。少子化が加速する中、晩産化傾向には歯止めがかかっているという。AERA 2024年4月29日-5月6日合併号より。 * * * バリバリ働いて、キャリアを積んでから、いつか子どもを産む。そんなイメージが変わりつつある。 「キャリアを積んでからの出産ではなく、早く子どもを作ったほうがいいんだなと思った」 そう振り返ったのは、東京都内の情報通信系企業で働く女性(38)。現在7歳と1歳の2人の子どもの子育て中だ。 女性は、本社勤務だった20代半ばの頃、あまりの激務で自分のことで精いっぱいだった。「子育てと仕事の両立なんて無理