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岩田健太郎医師が日本のコロナ対策に苦言 「第4波は来るべくして来た」 | AERA dot. (アエラドット) | AERA dot. (アエラドット)
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岩田健太郎医師が日本のコロナ対策に苦言 「第4波は来るべくして来た」 | AERA dot. (アエラドット) | AERA dot. (アエラドット)
■政府は具体的な目標を ――問題視するのは、具体的な目標を打ち出さない政府の対応だ。 そもそも、政府が... ■政府は具体的な目標を ――問題視するのは、具体的な目標を打ち出さない政府の対応だ。 そもそも、政府がどのような状態を目指しているのか、目標がわかりません。菅義偉首相は「国民の皆さんの命と健康を守り抜く」「新型コロナウイルス感染症を一日も早く収束させます」と言いますが、抽象的で、人によって解釈が変わります。 感染者ゼロを目指すのか、それとも1日の感染者数が数百人程度になればそれでよしとするのか。具体的な目標を明らかにするべきです。 ――国内の新型コロナウイルスによる死者はすでに9千人を超えている。岩田医師は、「感染者増加に4週程度遅れて死者の報告が増加するので、死者が1万人を超えるのは時間の問題」という。 これだけ大勢の死亡者が出ている国は東アジアにはありません。米ジョンズ・ホプキンズ大によると、日本の人口10万人あたりの死亡者数は7.53人。韓国(同3.45人)や中国(同0.35人)など