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タイラー・コーエン 「ナチスによる民営化」(2008年12月27日)
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タイラー・コーエン 「ナチスによる民営化」(2008年12月27日)
これは初耳だ。 西洋の資本主義諸国では、大恐慌の影響で私企業の国有化に弾みがついた。ドイツもその例... これは初耳だ。 西洋の資本主義諸国では、大恐慌の影響で私企業の国有化に弾みがついた。ドイツもその例外ではなかった。ワイマール体制下でのドイツでも、大恐慌の影響であちこちの業界の私企業が国有化されたのである。しかしながら、ナチスが政権を奪取した後のドイツでは、国有企業および公共サービスの一部が民営化された。すなわち、ナチス・ドイツは、1930年代当時の潮流に逆らったのである。一旦国有化した企業を再び民間の手に委ねる「再民営化」に本格的に乗り出したのは、西洋の資本主義諸国の中でナチス・ドイツだけだったのである。さらには、公共サービスの民営化が試みられた点でも唯一無二だった。それまで行政機関が担っていた公共サービスの一部を提供する役目が民間の手に委ねられもしたのである。民営化された国有企業や公共サービスの範囲は、あちこちの業界(あるいは分野)に及んだ。ナチスによる民営化は、イデオロギーによって突