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『山月記』問題と、現在の「国語教育」について - いつか電池がきれるまで
togetter.com 『山月記』って、いまでも教科書に載っているんですね。 ネットでも「意識高い系」とか「... togetter.com 『山月記』って、いまでも教科書に載っているんですね。 ネットでも「意識高い系」とか「承認欲求」を語るときによくネタにされています。 「なぜ『山月記』なのか?」というのは、今まであまり疑問に感じたことはありませんでしたが、3年くらい前に、このブログでも『山月記』について書いたのです。 fujipon.hatenablog.com 斎藤美奈子さんの『名作うしろ読み』の文庫版に、『山月記』も採りあげられていたのです。 斎藤さんは、『山月記』について、こう仰っています。 詩人になりたいという夢を果たせず、トラにされた李徴。小説としては鮮やかな幕切れである。が、教育的にはどうなのか。「臆病な自尊心と、尊大な羞恥心」をキーワードに、学校では「才能があっても努力しなければダメである」みたいな教訓をむりやり引き出す。でもこれ、「才能もないのに夢をみても人生を棒にふるだけである」と
2019/02/06 リンク