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「神の国が負けるわけあらん」「敵国こそが滅びる運命にある」ずっとそう思っていた(真藤 順丈) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)
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直木賞を受賞しベストセラーとなった真藤順丈さんの『宝島』――現代ビジネス×小説現代「戦後75年共同企画... 直木賞を受賞しベストセラーとなった真藤順丈さんの『宝島』――現代ビジネス×小説現代「戦後75年共同企画」では、その外伝シリーズ「ブーテン」を8月15〜21日にかけて特別に配信いたします。 第1回はこちら:直木賞ベストセラー『宝島』で描ききれなかった「沖縄の英雄たちの物語」 三、オロクイサオの敗走 沖縄中部はオロクの故郷だけれど、そこはいまや幽霊の棲み処もさながらだった。 ありとあらゆる幸運に見放されて、それまでの生の営みすらもさかのぼって蹂躙するような戦争だった。 黒焦げの地肌。積もった瓦礫(赤瓦や石垣の石)。穴だらけの農地(さとうきびも田芋も今年は収穫なしさ)。首がもげた獅子像(そのつがいは胴体がなかった)。艦砲によって均された地形は、陸のどこにいても海岸線がはっきりと見通せるほどだった。アダンの森も、校庭ごとの寒緋桜も焼けてしまって(植物だって、珊瑚礁ですら無事ではなかった)、かつてそ