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給料が高い「クソどうでもいい仕事」のウラにあった「労働自体に価値がある」という根深い価値観(現代ビジネス編集部) @gendai_biz
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給料が高い「クソどうでもいい仕事」のウラにあった「労働自体に価値がある」という根深い価値観(現代ビジネス編集部) @gendai_biz
「クソどうでもいい仕事(ブルシット・ジョブ)」はなぜエッセンシャル・ワークよりも給料がいいのか? ... 「クソどうでもいい仕事(ブルシット・ジョブ)」はなぜエッセンシャル・ワークよりも給料がいいのか? その背景にはわたしたちの労働観が関係していた? 『ブルシット・ジョブの謎 クソどうでもいい仕事はなぜ増えるか』著者の酒井隆史さんが解説します。 「エッセンシャル・ワークの逆説」という難題 『ブルシット・ジョブ』の強力な文脈として作用していたテーマ、不要な労働ではなく、必要な労働というテーマについてお話ししていきます。 「エッセンシャル・ワーカー」が、その名の通り、この人類が生活をいとなんでいくにあたりもっとも基本的で必要不可欠であるにもかかわらず、労働条件において相対的に低劣におかれていることはたとえば、アメリカの経済政策研究所(EPI)という労働組合のシンクタンクによる統計のまとめによってもあきらかです。 2020年5月の時点で、このレポートの著者たちは、コロナ禍のもとでのエッセンシャル・ワ