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俳句にできること―『シベリアの俳句』と「移民俳文」について―
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俳句にできること―『シベリアの俳句』と「移民俳文」について―
『シベリアの俳句』(ユルガ・ヴィレ(文)、リナ板垣(絵)、木村文(訳)、花伝社)は、ともすればシ... 『シベリアの俳句』(ユルガ・ヴィレ(文)、リナ板垣(絵)、木村文(訳)、花伝社)は、ともすればシベリア抑留者の俳句についての本と見まがうようなタイトルだが、そうではない。これは、第二次世界大戦中にリトアニアの小さな村からシベリアへと強制移送された人々の物語である。 バルト三国の一つであるリトアニアは一九四〇年にソ連に占領され、ナチス・ドイツによる占領とホロコーストを経て一九四四年にソ連に再占領された。物語は一九四一年のソ連占領下のリトアニアから始まる。本書における「俳句」とは、強制移送を経験した祖母の日記を読むなかで見出したあるイメージにヴィレが与えた名のことだ。 私の父の母である、私の祖母は、自分の子どもたちとともにシベリアに強制移送された。そして何年か後に、流刑地での記憶を書き留めた。小さなノートに、簡素な鉛筆で書いていた。(略)彼女は自然について、助けてくれた親切な現地の人々について