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気管支喘息の薬物治療・札幌市西区の内科・呼吸器科・医院・はねだ内科
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気管支喘息の薬物治療・札幌市西区の内科・呼吸器科・医院・はねだ内科
第4回 気管支喘息の薬物治療 気管支喘息は気道の慢性炎症性疾患です。発作が起きていない時も気道の炎... 第4回 気管支喘息の薬物治療 気管支喘息は気道の慢性炎症性疾患です。発作が起きていない時も気道の炎症は続いています。従って症状が消失してからも、長期にわたり気道炎症を抑える治療(コントロール)が必要になります。目的は気道壁のリモデリングを防ぐ、呼吸機能低下を防ぐ、喘息死を防ぐことです。そのために長期管理薬(コントローラー)を継続して使用します。コントローラーには以下のような種類があります。 1.吸入ステロイド薬 吸入薬は気道の粘膜に直接作用するため、内服薬に比べて少ない量で効果が得られます。また全身の副作用も軽微です。主な副作用は声のかすれ、口腔カンジダ症ですが、吸入後のうがいで予防できます。 ステロイド薬は気道炎症を抑える効果が最も強力な薬剤です。その機序は炎症細胞浸潤を抑制する、サイトカイン(喘息の炎症の原因となる物質)産生を抑制する、気道壁のリモデリングを予防するなどです。この薬剤の