２５歳から５４歳の男性の６月の就業率は、まだリーマンショック前を下回っている。

５月には2008年を上回っていた２５歳から３４歳の就業率も6月には下回ってしまいました。とはいえ、誤差の範囲内でしょうが。３５歳から５４歳の男性はまだまだという状況です。「35歳から54歳の男性の５月の就業率は、まだリーマンショック前を下回っている。」でも書きましたが、「３５歳から４４歳は人口のボリュームゾーンでもあり、就職氷河期世代でもあります。この層の雇用の改善は急務です。彼らが45歳以上になる前に何とかしなければなりません。」 １９９７年の日本の金融危機前を目指すなら、さらに７９万人分の仕事を確保する必要があります。率だと３．２％です。安定した完全雇用に達したとは言いにくい状況です。 人気ｂｌogランキングでは「社会科学」の７位でした。今日も↓クリックをお願いします。 人気blogランキング

[Toteknon]

アラフォー男性(特にバブル崩壊直後)の雇用対策が何もなされなかった結果だよこれ。もう手遅れ感でいっぱい。

[Yoshitada]

人手は足りないけど、雇用条件改善させてまで、お前らの手は借りん、ということかな。

[Gl17]

求人倍率は高いが、とはいえ失業率が劇的に改善したかと言えばわりと未だ、というのは前々から指摘があるところ。より本質的なのは後者。

[gruza03]

１９９７年の日本の金融危機前を目指すなら、さらに７９万人分の仕事を確保する必要があります。率だと３．２％です。安定した完全雇用に達したとは言いにくい状況です。

[minoton]

一方、女性の就業率は明らかに上回っているので、そういうものという気も http://www.stat.go.jp/data/roudou/longtime/zuhyou/lt03-03.xls

[SndOp]

失業率は下がっているところを見ると女性の就労者が相当数増えたってことだろうな。男女併記したほうが良い。

[yhanada00]

意外。

[AnyDays]

へえー、意外だなぁ。これが現実か。

[mellhine]

2012年に2025年の未来を描いたWorkShiftが発売され、「第7章　ミニ起業家が活躍する未来」で書かれていたようになるのはまだ遠そうだ。仕事を貰う人ではなく作れる人が増えないといけないのかもしれない。