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川上弘美と輝夜月 - 平凡
川上弘美の短編集「神様」。 そのなかに、「コスミスミコ」という登場人物が出てくる。 螺鈿の壺をこす... 川上弘美の短編集「神様」。 そのなかに、「コスミスミコ」という登場人物が出てくる。 螺鈿の壺をこすると出てくる彼女は、 どうやら「チジョウノモツレ」から人から刺され、幽霊になったらしい。 しかしながら、彼女は愛らしい容姿をもち、 まったくもって怨念とはほど遠く、 甘ったれた声でしゃべり、 主人公のことを「ご主人さまあ」と慕う。 男女問わず相手を魅了するかわいらしさがあり、 「それがチジョウノモツレを招いたんじゃないの」と主人公は考えたりする。 主人公とコスミスミコの間には、女同士の奇妙な友情が築かれていく。 「コスミスミコと過ごす夜は平穏で、 小鳥がちいちい鳴くようなコスミスミコのお喋りは耳に心地よかった」 (川上弘美「神様」収録の「クリスマス」より) 自分とはかけ離れた人格をもち、 自分とはまったく異なる人生を送った存在が、 他愛ない話をしている居心地のよさ、安らぎ。 そんなものがよく表