遺産分割協議書の書式 | 地域密着。平井法律事務所です。（岐阜県可児市役所南「平井法律事務所」のブログ）

このブログをご覧の皆さまは、「遺産分割協議書」と言えば、 どのような書類かをイメージできる方が大半だと思います。 そこで、今回はより具体的に、実際の案件で作成した協議書サンプルを掲載します。 *** 第１項で、財産を特定します。 預金を特定する際に、預金種や口座番号を記載することは多くの方がご存知だと思いますが、 サンプルに載っている株の表示内容などは、実際に相続することになって はじめて詳しくご覧になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。 第５項には、後日新たに財産が見つかった場合のために、一文を入れておきます。 この部分は、改めて分割協議をせずに、どなたか相続人一人が、 新たに見つかった財産をすべて相続すると取り決めることも可能です。 第６項では、祭祀の承継者について定めています。 ここでいう「祭祀」とは、お墓や仏壇の管理を指すことがほとんどです。 最近では、子どもさん全員が実家を出