『ある行旅死亡人の物語』あなたは誰？身元をたどる渾身のルポルタージュ - HONZ

「行旅死亡人」とは病気や行き倒れ、自殺等で亡くなった身元不明の死者を表す法律用語である。死亡人は身体的特徴や発見時の状況を官報に公告される。 映画やミステリー小説でも良く登場する”誰かわからない”遺体。その身元を新聞記者が突き止める過程を記したのが『ある行旅死亡人の物語』だ。 共同通信大阪社会部の遊軍記者、武田惇志は記事のネタ探しのため官報に掲載されている「行旅死亡人」のサイトを閲覧していた。そこで目に留まったのが亡くなったときの「所持金ランキング」。一位は尼崎市の自宅アパート玄関先で発見された七十代と思しき女性で、なんと現金で約3500万を持っており、さらに右手の指が全て欠けていたという。すでに火葬され遺骨は尼崎市が保管していた。 発見から一年以上経っていたが、続報は見つからない。市の保健福祉センターに問い合わせると、こんな答えが返ってきた。 「タナカチヅコさんの件ですね」 この人は生前

[hiruhikoando]

あ、この話本になったんだ。　https://nordot.app/861917205323988992

[kenzy_n]

どんなにぼんやりとした像であっても人生の輪郭は残る。

[h-hirai]

なんかで読んだなーと自分も思った。ブコメであげられてるリンクかもしれない。せっかく本になったのなら読んでみるか。

[lli]

何かで読んだなーと思ったけどちゃんと判明したのか

[ueshin]

尼崎で3500万円の貯金をのこして亡くなった高齢女性の謎。広島での暮らしがわかり、故郷のお寺にお骨は帰ったと。行旅死亡人の物語。

[Wafer]

"この調査で一人の行旅死亡人のお骨は故郷のお寺に帰ることが出来た。" この無神経さ、えげつないな

[misomico]

これなんかで見た記憶

[ishiduca]

推理モノ