うなぎ絶滅後の世界──『うなぎばか』 - 基本読書

うなぎばか 作者: 倉田タカシ出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2018/07/04メディア: 単行本（ソフトカバー）この商品を含むブログ (1件) を見る2013年に絶滅危惧種に指定されて以来ニホンウナギがマジでやばいことはだいぶ浸透してきたように思うが、まだまだ土用の丑の日にはそこら中でうなぎを売り、みんながぱくぱく食べるという状況には変化がない。おいしいし、何より普通に売っているのだから、食べるのも当然だろう。実際、ニホンウナギの個体数の減少が過剰な漁獲にあるのかどうかも現実的にはまだわからない状態である。本当はこのまま食べ続けても絶滅しないのかもしれないし、あっさりと消えてなくなるかもしれない。 土用の丑の日あわせで刊行された倉田タカシ『うなぎばか』は、そんな「もしウナギが絶滅したら……」という未来を描いたポストウナギＳＦである。ポストウナギＳＦってなんやねんという感じだが、伊

[kuro_pp]

「全てはマグロのためだった（Boichi作）」も亜種として追加できそう。絶滅したマグロを探し求めていたら世界平和や宇宙進出をしてしまう話。

[richard_raw]

ポストウナギSF

[kuxttoba]

ポスト鰻

[kettkett]

最後の喫煙者みたいに関係各所から逃げるうなぎ視点の話とかも読みてえなぁ。

[straight-tea]

天然うなぎ高いもんなー

[greencoffeemaker]

鰻SF！

[vanillableep1618]

これは読みたい！

[hitomit-93-123]

一度読みたいですね

[hatopon]

最近うなぎを見ると絶滅のことが頭をちらつくので、一回読んでみたい

[deokisikun]

うなぎは不味くなる進化をするかもしれない

[ornith]

むっちゃおもしろそう。／“時間ＳＦあり、神様あり、平賀源内あり、うなぎ型ロボありのゆるいビートに種が絶滅するということの悲哀やら諦念やらが乗ってきて、それが凄くしっくりくる自由自在な連作短篇集”