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ゲームの最速クリアを目指す動画(RTA)では、よく理解を超えた謎のバグを利用してありえないクリアタイムを叩き出すことがあります。 実はこの特殊なバグは、専門的な情報分野でもかなり注目に値するものだったようです。 イギリスのブリストル大学(UoB)で行われたスーパーマリオシリーズを対象にした研究により、RTA走者のバグを利用しようとする情熱が、一般のソフトウェアのセキュリティーを向上させたり、バグから守ってくれる可能性が示されました。 研究では4本のレトロなスーパーマリオ(初代、3、ワールド、64)のバグ技が調べられており、一般的なソフトウェアのバグとの関連性が調べられました。 結果、既存の分類に属さない7種類のバグが含まれていたことが判明します。 研究内容の詳細は2024年4月23日にプレプリントサーバーである『arXiv』にて「スーパーマリオ・イン・ザ・ペニシャス・キングダム:古いゲーム
ポルノと性的なリアル充実度の意外な関係です。 フランスのケベック大学(UQ)で行われた研究により、好みのポルノジャンルが現実世界の性的満足度や性機能の健康度と関連していることが示されました。 ここでいうジャンルとは「黒髪、高身長、年下」といった登場人物の外見的特徴にかんするジャンルではなく、「恋愛、ロマンス、レイプ、SM」といったシナリオのジャンルのことを指します。 好きなポルノのジャンルが違うだけで、なぜ現実世界の性事情も違ってしまうのでしょうか? 研究内容の詳細は『The Journal of Sex Research』にて「ポルノの内容と若者の性的満足および機能との関連性(Associations Between Contents of Pornography and Sexual Satisfaction and Function Among Young Adults)」とのタイト
私たちの体は誤って水を気管に飲み込んでしまうと、反射的にゲホゲホッとむせ返るようになっています。 これは異物が呼吸に必要な肺に入るのを防ぐための「咳反射」という防衛反応です。 そんな中、米カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)は新たな研究で、気管への誤飲に反応して「むせ返る」ために必要な細胞が存在したことを発見しました。 マウス実験によると、この細胞は「水」と「酸」に反応して咳反射を起こすスイッチをオンにしたとのこと。 これは液体の誤飲と胃酸の逆流をすばやく感知して、吐き出させるためにあると考えられます。 研究の詳細は2024年4月18日付で科学雑誌『Science』に掲載されました。 目次 咳が起こる仕組みとは?「むせるスイッチ」をオンにする細胞を発見! 咳が起こる仕組みとは? 私たちが口にした食べ物や飲み物は普通、食道のルートを通って胃に送り込まれます。 しかし時々、気管から肺へ
誰しも進学や就職、結婚をきっかけに疎遠になってしまった旧友がいるはず。 しかし、そうした昔の友人に自分から連絡をするのはなかなか勇気がいることかもしれません。 実際にカナダ・サイモンフレーザー大学(SFU)は約2500人を対象とした研究で、旧友に連絡することは見ず知らずの人と新たに友人になるのと同じくらい心理的なハードルが高いことが示されました。 私たちには普遍的に、旧友と再び友情を築くことを躊躇する傾向があるようです。 研究の詳細は2024年4月23日付で心理学雑誌『Communications Psychology』に掲載されています。 目次 7割の人は旧友に連絡するのを難しく感じていた連絡を躊躇する心理的ハードルとは? 7割の人は旧友に連絡するのを難しく感じていた 友人の存在は私たちに生きる喜びや人生の意味を与えてくれます。 サイモンフレーザー大学の心理学者で研究主任のラーラ・アクニ
細菌は宇宙環境にさらされることで、悪魔的な変貌を遂げるようです。 アメリカ航空宇宙局(NASA)のジェット推進研究所(JPL)はこのほど、国際宇宙ステーション(ISS)で採取された細菌を調べたところ、地球上にいる同じ細菌種とは遺伝的にも機能的にも異なる姿に変異していたことを発見しました。 特に宇宙環境に適応した細菌は薬剤耐性が強くなっており、ISS搭乗員にとっても脅威となる恐れがあります。 また、そうしたニュータイプの細菌が地球に持ち帰られたとしたら…? これは決して宇宙飛行士だけでの問題ではないかもしれません。 研究の詳細は2024年3月23日付で科学雑誌『Microbiome』に掲載されています。 目次 なぜISS内で細菌が繁殖するのか?宇宙環境でニュータイプの細菌が誕生していた! なぜISS内で細菌が繁殖するのか? 国際宇宙ステーション(ISS) / Credit: ja.wikip
粒子と波の二重性が視覚的に明らかになりました。 フランスのソルボンヌ大学(SU)で行われた研究により、原子の存在確率を制御することで単一原子が量子的な波の状態へ広がっていく様子を視覚的に捉えることに成功しました。 観測された存在確率の分布はシュレーディンガーの方程式と完全に一致しており、量子が波としての性質と粒子としての性質を持つことを、これまでで最も鮮明な画像として提供しています。 研究者たちは具体的な量子の挙動を把握すること、量子制御技術の開発において重要な一歩になると述べています。 しかしいったいどんな手法によって「存在確率の制御」を実現したのでしょうか? 研究内容の詳細はプレプリントサーバーである『arXiv』にて「連続空間における単一原子の波束のその場イメージング(In-situ Imaging of a Single-Atom Wave Packet in Continuous
非常に高い耐久性を持つ「クマムシ」は、過酷な環境でも生き延びることができます。 「最強の生物」とも呼ばれる彼らは、これまでに様々な実験で、その異常な生命力を示してきました。 その中の1つの例として有名なのは、「クマムシは人の致死量の約1000倍の放射線に耐えられる」というものです。 しかしなぜ、クマムシは生物にとっては致命的な放射線に耐えるなんてことができるのでしょうか? 今回、アメリカのノースカロライナ大学チャペルヒル校(UNC)に所属するボブ・ゴールドスタイン氏ら研究チームはクマムシは、放射線によるDNA損傷を受けると、DNA修復遺伝子を増幅させて、急速にDNAを修復していたことを発見。 この「驚異の修復能力」こそが、クマムシの驚異の放射線耐性の理由のようです。 研究の詳細は、2024年4月12日付の科学誌『Current Biology』に掲載されました。 目次 最強生物クマムシは「
人々に広く知られた船として、タイタニック号ほど有名なものはありません。 タイタニック号は1912年の処女航海中に氷山と衝突し、海の底に沈没したことで知られています。 1997年には『タイタニック』として映画化もされ、世界中の人の涙を誘いました。 そんな中で最近、ある一枚の写真がイギリスのオークションに出品されたことで話題になっています。 その一枚とは「タイタニック号を沈没させたとされる氷山」が写されたものです。 しかし、そんな写真を一体誰がどんな経緯で撮影したのでしょうか? タイタニック号沈没の背景とともに、その物語に迫ります。 目次 20世紀最大の海難事故「タイタニック号の沈没」遺体回収時に撮影された一枚 20世紀最大の海難事故「タイタニック号の沈没」 実際のタイタニック号の写真 / Credit: ja.wikipedia 1912年4月10日、タイタニック号はエドワード・ジョン・スミ
飛んで火に入る夏の虫が、少なくなっています。 アメリカのハーバード大学(Harvard University)で行われた研究により、蛾が光を利用した罠によって捕らえられる数が、25年前と比べて大幅に低下していることが示されました。 またこの傾向は複数の地域で同時に確認されている、広域かつ長期的なものであることも示されました。 光を使った罠は大学の研究者だけでなく地元の学者、さらには夏休みの自由研究などにも利用される極めて普及した方法として長年にわたり利用されてきました。 今、光と昆虫の間に何が起きているのでしょうか? 結論から言えば虫たちは人工光に捕らえられないよう進化している可能性があるようです。 研究内容の詳細は2024年4月19日に『Journal of Insect Conservation』にて「蛾は以前ほどライトトラップに引き寄せられなくなっている(Moths are less
なぜ地球には人類以外に知的生命体がいないのでしょうか? イギリスのケンブリッジ大学(Cambridge)で行われた研究により、人類が属するホモ属の進化の道筋は、脊椎動物の進化とは真逆であることが示されました。 通常の進化過程では、まず共通先祖が出現し、その後種の分化によって多様性がうまれ、一通りの適応が済むと多様性が頭打ちになり、やがて絶滅する種も出てきます。 しかしホモサピエンスの属するホモ属では、多様化が進めば進むほど新たな種の増加速度が増している逆転が起きていたことが判明しました。 このようなパターンは島に生息する昆虫など極一部にしかみられない珍しいものとなっています。 さらに研究では、この属としての多様性の獲得が末期において、ホモサピエンス以外の絶滅という事態につながった可能性を示しています。 多様化が多様化の加速という異常を促し、その異常な多様化パターンの末路がホモサピエンス以外
なぜ歴史の教科書は間違ってしまったのか?文明育成系のシミュレーションゲーム好きの人ならば、農業技術すらない段階で技術ツリーの後半に出てくる蒸気機関だけがアンロックされている状況を想像していただければいいかと思います。 多くの場合、そのような隔絶した技術は恩恵を得るためにも前提となる技術が多く、使い物になりません。 / Credit:川勝康弘タイムトラベル要素のあるSFではしばしば「過去にタイムスリップした主人公が現代の知識を使って過去世界で産業革命を起こす」という設定を持つものみられます。 このような空想は、私たちの頭には「産業革命=蒸気機関」という認識が植え付けられているからだと言えるでしょう。 実際、多くの歴史家も産業革命の開始を蒸気機関の発明と関連付けて語っています。 しかし新たな研究では産業革命と蒸気機関をイコールで結びつけることは、産業革命という人類社会に起きた巨大な変革のイメー
人間の生き血を吸う細菌が私たちの身近にいたようです。 米ワシントン州立大学(WSU)の医学研究チームはこのほど、サルモネラ菌や大腸菌など、私たちにもなじみ深い細菌にヒトの血液をかぎつけて吸血する能力があることを発見しました。 チームは新たに見つかったこの現象を指して「細菌吸血鬼症(bacterial vampirism)」と呼んでいます。 では、私たちはどんな場合に細菌吸血鬼症にかかる恐れがあるのでしょうか? 研究の詳細は2024年4月16日付で科学雑誌『eLife』に掲載されています。
史上最大級の海のモンスターが発見されました。 英マンチェスター大学(University of Manchester)の古生物学者はこのほど、イギリス南西部の海岸で、約2億200万年前の三畳紀末に存在した「新種の巨大魚竜」の化石を発見したと報告。 見つかったのはアゴの骨の一部だけですが、アゴの長さだけでも2メートルを超えており、全長は約25メートル以上に達したと推定されています。 しかも死亡時はまだ成長段階にあったと見られ、完全に成長し切ると、地球上最大のシロナガスクジラ(約30m)に匹敵したかもしれません。 研究の詳細は2024年4月17日付で科学雑誌『PLOS ONE』に掲載されています。 Manchester paleontologist unearths what may be the largest known marine reptile https://www.manches
うつ病治療のスタンダードが大きく変わるかもしれません。 うつ病は現在、精神療法や薬物治療が一般的ですが、すぐに効果が現れなかったり、副作用が出るなどの問題があります。 しかし名古屋大学大学院 医学系研究科はこのほど、患者にヘッドバンドを装着して、そこから超低周波磁場を発生させることで、うつ症状の改善が見られたことを発表しました。 治療効果はわずか4週目から現れ、さらに人体への有害な作用も見られなかったとのことです。 研究の詳細は2024年3月26日付で科学雑誌『Asian Journal of Psychiatry』に掲載されています。
古代ヨーロッパではマフィアと同じ残忍な手法を使って、人を生き埋めにしていたようです。 仏トゥールーズ第3大学ポール・サバティエ(Toulouse III)はこのほど、約5500年前の遺跡から首と両足首を後ろ手に結ばれて生き埋めにされた2人の女性の遺骨を発見したと報告。 これはイタリアのマフィアが行う「インカプレッタメント(incaprettamento)」という殺人手法と同じで、首と両足首を紐でつなぐことで自然に首が絞まっていく残虐な手口です。 では、古代ヨーロッパ人は何のためにこの方法を使ったのでしょうか? 研究の詳細は2024年4月10日付で科学雑誌『Science Advances』に掲載されています。 Neolithic women in Europe were tied up and buried alive in ritual sacrifices, study suggest
小さな藻類のミドリムシはその名の通り、きれいな緑色の体をしています。 しかしこのほど、東京理科大学と株式会社ユーグレナの研究により、かつお出汁と赤色光で培養することで「赤色のミドリムシ」が誕生することが明らかになりました。 ミドリムシの体内に蓄積した赤色色素は「カロテノイド」という栄養価の高い成分であり、抗酸化作用や眼病予防の効果を持つことから食品としての利用が期待されています。 研究の詳細は2024年2月12日付で科学雑誌『Plants』に掲載されました。
左利きの起源は細胞レベルなのかもしれません。 ドイツのマックス・プランク研究所(MPI)で行われた希少変異の研究により、細胞レベルでの左右方向の混乱が、ヒトを左利きにしている可能性が示されました。 特に細胞の骨格としての役割を持つ微小管の遺伝子(TUBB4B)に特定の稀な変異が起こると、左利きになる確率が2.7倍になることが発見されました。 これまでの研究により、左利きは神経障害にも関連しており、統合失調症では左利きである率が2倍、自閉症では3倍になっていることが知られています。 しかし新たに発見されたTUBB4Bの変異はそれらとは違い、単に左利きになるだけの良性変異であるようです。 しかし細胞の骨格として働いている微小管に変異が起こると、なぜ利き腕が左になってしまうのでしょうか? 研究内容の詳細は2024年4月2日に『Nature Communications』にて公開されました。
一般的な魚の缶詰の賞味期限は製造日から3年であり、「保存食」として世界中で重宝されています。 保存がきくとはいえ、40年前の缶詰を食べようとは誰も思わないでしょう。 しかし、そんな古い缶詰が、研究者にとっては貴重な資料になるようです。 なんと古い鮭缶は、「寄生虫アニサキスのアーカイブ」として活用できるというのです。 アメリカのワシントン大学(University of Washington)に所属するナタリー・マスティック氏ら研究チームは、1979年から2021年にかけて製造された鮭缶を分析し、鮭缶の「鮭の切り身」に含まれる寄生虫アニサキスの数が増加していることを発見しました。 このことは、過去40年で、アニサキスを含む食物連鎖が正しく機能し、海洋哺乳類の個体数が増加している事実を示唆するという。 研究の詳細は、2024年4月4日付の科学誌『Ecology and Evolution』に掲
2023年8月、アメリカのグランドキャニオンで奇跡の生還を遂げた少年が世界中で話題になりました。 家族旅行でグランドキャニオンを訪れていた13歳のワイアット・カウフマンさんは、他の人の記念撮影の邪魔にならないようにと場所を移動した際、誤って崖から約30メートル下に落下してしまったのです。 救助には2時間もの時間を要し、ワイアットさんは9箇所の脊椎の骨折、脾臓の破裂、肺気胸、手の骨折、脱臼、脳震盪といった重傷を負いましたが、奇跡的に命に別状はありませんでした。 しかし、30メートルといえばマンションの10階に相当する高さです。普通であれば命を失ってしまいそうなものですが、ワイアットさんはどのようにして助かることができたのでしょうか。 実は世界には、ワイアットさんと同じように生存不可能と思われる高さから落下し、生還を成し遂げた人が多数います。 一体、彼らはどのようにして高所の落下から生き延びる
生物は似たような見た目でも様々な種に分類されているものですが、実は海の王者として知られるシャチは、これまで「シャチ」という名前(種名)でひとくくりにされ、世界に1種とされていました。 しかしついに、そのシャチの分類が更新され、全部で3種類にわけられました。 従来からシャチと呼ばれていた「Orcinus orca(オルキヌス・オルカ、英名:killer whale)」に加えて、新たに「Orcinus rectipinnus(オルキヌス・レクティピヌス、英名:Bigg’s killer whale)」と「Orcinus ater(オルキヌス・アータ、英名:resident killer whale)」の2種が記載されることになったのです。前者のrectipinnusは「直立したヒレ」、後者のaterは「黒い」という意味です。 こうした話を聞くと、そもそも生物における「種」とは何なのだろうと疑問
ひび割れた道路の上を自動車で走ると、車体がガタガタと揺れ、走り心地は良くありません。 自転車の場合は、ひび割れのせいで転倒してしまうことさえあるでしょう。 しかし、田舎道になればなるほど、ひび割れが補修されていないケースが多くなります。 イギリスでは、そんな問題を解決してくれるかもしれないマシンが登場しました。 イギリスのロボット開発企業「Robotiz3d」が、道路のひび割れを自動で補修してくれる自律走行マシン「ARRES Prevent」の路上テストに成功したのです。 「自律走行マシンが道路を補修する」なんて、まるで映画に出てくる近未来社会のようですが、私たちの世界はそんな社会に一歩近づいたようです。 Fully autonomous street crawlers could make potholes thing of the past https://newatlas.com/u
天才だけでなく天災も多かった三国時代三国時代は戦乱や天災によって、多くの農民が苦しんでいた / credit:いらすとや戦乱の時代になると人口が減少することは古今東西を問わずよく見られる現象ですが、三国時代のそれは他のものと比べても常軌を逸していました。 後漢の188年の中国の推定人口が6000万人なのに対し、三国時代の221年には1400万人まで激減しているのです。 そんな昔の人口がなぜ分かるのか? と思う人もいるかも知れませんが、中国では地理や官制、軍の編制など多岐に渉る記録が残されており、この記録の中には、各郡県や州の戸数などを記録したものもあるため、これにもとづいて当時の人口を推定することができるのです。 しかしこれは33年間で人口が四分の一になったということであり、非常に驚くべき数値といえます。 その原因として挙げられるのは、相次ぐ戦乱です。 群雄たちが合戦に臨むためには領民たち
深海生物たちの個性的な造形には舌を巻くしかありません。 ここ数カ月で「深海の新種生物を大量発見した」というニュースが相次いで報告されてきました。 しかし、その勢いは全くとどまることを知らないようです。 米シュミット海洋研究所(SOI)はこのほど、チリ沖で行われた新たな深海探査で、新種と見られる「未知の生物」を一挙に50種ほど発見したと報じました。 今度はどんな奇怪な生物が見つかったのでしょうか? Scientists Find Pristine Ecosystems on High-Seas Seamounts https://schmidtocean.org/scientists-find-pristine-ecosystems-on-high-seas-seamounts/ Gallery: 50 new marine species found, including this uni
男性の性器は平常時は、OFFモードでかなり小さな状態で下着の中にしまわれています。 もしこれが四六時中ONの状態になっていたら邪魔で仕方ありません。 しかし自然界には男性器にOFF機能がついておらず、常に勃起した状態にある動物がいます。 それが「ワニ」です。 この驚きの事実は2013年に米マサチューセッツ大学(University of Massachusetts)の研究で明らかになりました。 男性器が常に勃起状態だと生活に色々と支障がありそうですが、ワニはどのように対処しているのでしょうか? 研究の詳細は2013年2月13日付けで科学雑誌『The Anatomical Record』に掲載されています。 ※ 以下、ワニの生殖器の映像を掲載しています。苦手な方は閲覧にご注意ください。
「尿路結石」は腎臓内で形成され、尿の通り道を詰まらせる疾患です。 その痛みは想像を絶するほどで、経験者の中には「突然、ナイフで刺されたかと思った」と形容する人もいます。 また尿路結石はこれまでのところ、自然に体外に排出されるのを待つという治療法が一般的です。 しかし今回、名古屋市立大学大学院 医学研究科のチームは、ヒト由来のiPS細胞から作ったマクロファージ(免疫細胞のひとつ)によって結石を「溶かす」ことに世界で初めて成功したと報告しました。 これにより、革新的な尿路結石の治療法が開発されるかもしれません。 研究の詳細は2024年3月30日付で医学雑誌『Urolithiasis』に掲載されています。
「怒り」を鎮める簡単な方法が新たに見つかりました。 名古屋大学大学院 情報学研究科のチームは、自分が怒りを感じた内容や状況を紙に書いてゴミ箱に捨てることで、気持ちが怒りを感じる前の状態にまで鎮まることを発見。 さらにゴミ箱に捨てるだけでなく、その紙をシュレッダーにかけることでも怒りが消えたとのことです。 この方法は家庭や職場で怒りを効果的にコントロールする方法として役立つと期待されます。 研究の詳細は2024年4月9日付で科学雑誌『Scientific Reports』に掲載されました。
ドローンにおける大きな課題の1つは、飛行時間を伸ばすことです。 現在のドローンはバッテリー容量の問題から、ホビードローンであれば10分程度、本格的な産業ドローンであっても20~30分しか飛べないのです。 南デンマーク大学(SDU)に所属するベト・ズオン・ホアン氏ら研究チームは、そのような課題を解決するかもしれない新しいドローン・システムを開発しました。 彼らが開発したドローンは、電線につかまってぶら下がることができ、その電線からバッテリーを充電することが可能なのです。 ドローンが電線のそばから離れ過ぎない限り、ほぼ無限に空を飛び続けることができるでしょう。 研究の詳細は、2024年3月11日付で、プレゼントサーバ『arXiv』にて発表されています。 またこの論文は、2024年5月13日~17日に開催される「2024 IEEE ロボット工学とオートメーションに関する国際会議」でも発表される予
何かができなかったり失敗したとき、人は大抵しょうもない言い訳をしますが、少しでも相手の印象を良くする言い訳はあるのでしょうか? 英ロンドン大学(University of London)のジャニナ・スタインメッツ(Janina Steinmetz)氏は、約1,200名を対象とした6つの実験で、失敗の言い訳の仕方で周囲からの印象が変化するのかを検討しました。 実験の結果、時間を失敗の原因にした人は、お金を失敗の原因にした人よりも、自己コントロール能力が低いと評価されたのです。 研究チームは「人々は何か成し遂げることができなかったときに、時間がないことを言い訳にしがちであることを考えると、この結果は驚きだ。しかし他人が失敗の原因が時間にあるというと、もっと時間を有効活用できただろうと考えるようだ」と述べています。 失敗の原因を相手に対して説明するときには、コントロールできない要因に焦点を当てる
南米ペルーには、「ダンザンテ(danzante)」と呼ばれる踊る人間を描いた岩絵が無数に存在する場所があります。 これらは2000年以上前に描かれた彫刻ですが、どういう文脈で作られたのかはよくわかっていませんでした。 しかし今回、ポーランドのとワルシャワ大学(UW)とアダム・ミツキェヴィチ大学(UAM)の研究により、ダンザンテは幻覚剤をキメた古代人たちが、音楽に合わせてノリノリで踊っている姿を描いたものであることが示されました。 踊る人間のまわりに描かれたジグザグ線や点模様は、トリップ中に見られた幻覚の視覚表現である可能性が高いようです。 研究の詳細は2024年4月3日付で学術誌『Cambridge Archaeological Journal』に掲載されています。 This 2,000-Year-Old Peruvian Rock Art May Depict Psychedelic M
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