人工知能とボットに仕事の大半が代替され、多くの人間が薬物を服用し能力を向上しながら労働するようになった世界──『マシンフッド宣言』 - 基本読書

マシンフッド宣言 上 マシンフッドセンゲン (ハヤカワ文庫SF) 作者:Ｓ Ｂ ディヴィヤ早川書房Amazonこの『マシンフッド宣言』は、インド生まれのアメリカ人作家Ｓ・Ｂ・ディヴィヤの第一長篇となる。21世紀の近未来を舞台に、人工知能とロボットに人間の労働の大半が代替されてしまった、人類が陥ることになる過酷な姿を描き出していくテクノロジーＳＦだ。本作のように、労働が代替されたら人類はハッピーに毎日遊びながら暮らしているんじゃないの？ と思うかも知れないが、そんなことはまるでない。 本作の世界では人間は人工知能とロボットから仕事を取り戻すために、自分の認知・身体能力を向上させる薬物を摂取しながら労働を行っている。中にはいわゆるサイボーグのように自分の体を機械に置き換え肉体を改造するものもいるが、本作では『そもそも、だれもサイボーグになりたがっていない』として多くの人が積極的に取る手段として

[IthacaChasma]

面白そうなのでKindleで買ってみた。あとは、なんとかして読む時間を捻出しなければ。

[Sinraptor]

インドでSFというとどうしても『ロボット』を思い出してしまう。

[hobbling]

日本だとピンとこないが、アメリカはまさに薬物濫用国家になりつつある、これはリアルな未来なんだろう

[rohizuya]

デザイナーは雇用されの部分、リアルだとAIがいの一番に抹殺しそうな勢い。

[shirontan]

こうなるとAIの権利者だけが富んでいくけど、そうでない人は淘汰されるのか、搾取の対象として生き延びるのか、またその際暴力革命は成り立つのか、みたいな話を前に友達としたなー

[ssuguru]

現実と接近して世知辛さが肌身で分かる感じになってきた。

[crexist]

AI やロボットが人間がする仕事を全て代わりにやってくれているので偶にある出社日の満員電車がお祭りの様に愉しまれてる、という星新一のショートショートがあるのだが未来はこっちの作品の様になりそうだな

[nishik-t]

AIやロボットの労働力に加え、無尽蔵のエネルギーと資源が無い限り人は労働や貨幣経済から解放されないんだろうな。スタータトレックがそんな設定だった様な。

[cocoronia]

リアリティある。現在発達障害と診断される程度の人が昔はそれ程困難を感じずに過ごせたのは職業の高度化のせい。手作業でヤスリを掛けるだけの様な仕事は機械化で減少した。結果として薬を飲んで凌ぐ人は増えた。

[yamuchagold]

この辺は「デトロイトビカムヒューマン」でもやられてたね。PS4専売だったのにSteamでも売られるようになったので気になる方は是非。

[avictors]

高度なAIや産業ロボが全職域に導入され、人も超人化剤を飲んで働いてるのに、モノやサービスの供給能力は現代と比べ余り向上しておらず、米国人は全く労働から解放されてない舞台か。うーん、未来予言系ではないな。

[puruhime]

面白そう。読んでみよう / すでに薬でお脳をどうにかする時代だし、AIの発展も目まぐるしい。本を読む前の心境としては、数年後にこの本が時事問題の棚に行きそうな雰囲気がある

[vanish_l2]

ほぼ日本では？

[zkq]

ハラリが今後世の中は技術を持った支配する側と、能力のない支配される側に二極化していくと予言していたな

[moons]

ゼロワンだ