人肉食が行われるほど追い詰められた、漂流者たちの反逆と帰還──『絶海: 英国船ウェイジャー号の地獄』 - 基本読書

絶海: 英国船ウェイジャー号の地獄 作者:デイヴィッド・グラン,David Grann早川書房Amazonこの『絶海』は、1740年代に起こった英国船ウェイジャー号の漂流。そしてそこからの数年がかりの帰還までを描き出した、冒険・歴史ノンフィクションである。もともとウェイジャー号は財宝を積んだスペイン船を追う密命を帯びた、250人の乗組員のいる大規模な船だったが、嵐に荒波にと過酷な航海と壊血病による壊滅的な被害によって、南米大陸南端を航行中嵐に飲み込まれてしまう。当時の造船・航海技術は完璧とはほど遠く、こうした事故自体は航海につきもので、そう珍しいものではない。 しかしこの事例では事故の後に特異性があった。わずかに生き残ったウェイジャー号の乗組員たちは、ろくに食料もとれない無人島に到達し、食料や武器を奪い合い、裏切りは続出し、海軍の規範を維持することもままならず、果てには殺人や人肉食に及ぶも

[mechimeen]

面白そう！（と言うと起こったことの悲惨さに対して失礼だし語弊があるとは思うけれど、読み物として）読もう！

[kenzy_n]

海洋遭難関係の記録は絶望が深い。

[tohokuaiki]

日本だと小説にもなった終戦近く知床岬の「ひかりごけ事件」が有名ですね。海外だと真冬のアンデス山脈に墜落した✈️の「生きてこそ」。その場にいない人が断罪とかできんのよ。

[kitamati]

ウェイジャー(Wager)が賭けって字義通りだったとしたら大負けやのう

[tororin99]

日本でまず挙げるべきは『海神丸』では（野上弥生子著、小説ですが、実話をモデルにしてます）

[pazl]

殺してまで食うのはどうかと思うけど、亡くなった人を食べるのは極限状態では普通に選択肢に上がると思う。

[hobbling]

大黒屋光太夫の漂流が1782年か

[niwa-tori-niwa]

えぐいな

[theatrical]

人肉食、脳はプリオン病があるし、腸も細菌リスクとかあるけど、もも肉とか筋肉ならほぼリスクないんじゃないのかな。

[sekreto]

船長役はジョニーデップがよいな

[manateen]

Wikipediaで読みたい

[mr_yamada]

人肉じゃないよ！ 海亀だよ！

[pixmap]

ウェイジャー島をGoogleマップで検索するとなぜか八丈島が...

[usurausura]

フィリピンでは終戦「後」に、野生のブタなどがいるはずの山にこもった敗残日本兵が食べるためだけに現地人を殺害して食す事例が多数発生し、兵士当人達もそれを認めてますhttp://yu77799.g1.xrea.com/worldwar2/Philippines4.html

[wapa]

人肉食、というと高校の時課題図書で読まされた「野火」を思い出す。八甲田山雪中行軍遭難事件といい、こういう極限状態の話は色々興味深い。とりあえずウェイジャー号で他のネット記事でも見てみるかな

[about42]

詩人のバイロンの祖父が載っていたという。フラワームーンの殺人、資料と情報が豊富かつ読みやすかったので期待

[shior718]

“ウェイジャー島”

[natu3kan]

閉鎖環境で物資が尽きて食い物ないのしんどいよなあ。

[REV]

ゆきゆきて、英軍。

[quwachy]

日本人の感覚では人肉食はありえないだろうけど、あっちの人は普通に食べるから

[tsuboty]

"ウェイジャー島には定住民こそいないものの時折やってきて海洋資源を狩猟採集をして去っていく原住民も存在し" ゲームのNPC感…

[minaminoani]

漂流ものでは、有名だけど「たった一人の生還: たか号漂流二十七日間の闘い」を何度も読み返す。その度に学びがある（気がする）

[gorokumi]

gkbl

[fun2drive]

こういったノンフィクション悲劇はずんだもん界隈に消費し尽くされる前に読んでおきたいね

[Goldenduck]

山遭難系だと飢えても人食う話にあまりならないのは閉じ込められてないのが関係してるのだろうか

[moandsa]

読みたい

[esbee]

これはおもしろそう

[gimonfu_usr]

（　HONZの解説も凄まじい…。）