種苗法までが改定される？ 日本の農家は苗をどこから手に入れることになるのか （印鑰智哉）

新型コロナウイルス感染による急速な被害の拡大の中で、2020年の国会で政府は問題ある数々の法案成立をめざしている。今回扱う種苗法改定法案もその一つだ。残念ながらこの改定案が持つ問題はほとんど知られていないように思う。この法案にはどんな問題があるのだろうか？ 政府側は、問題はまったくないので安心してほしい、とメッセージを発信し、審議をほとんどせずに採決して法案を成立させようとしているし、それに多くの農家も気にしていないように見える。 本当に懸念はないのか？ 見ていきたい。 種苗法とは 名前が似ていて混乱しがちだが、種苗法は2018年4月に廃止された主要農作物種子法（種子法）とはまったく異なる法律だ。種子法が稲と麦類、大豆に限って、その種子を国や都道府県が責任を持って生産・普及することを規定した、つまり行政の責任を規定した法律であるのに対して、種苗法は花やキノコなどを含むすべての農作物での新品

[tei_wa1421]

詳しい

[aw18831945]

種苗法（しゅびょうほう）改定法案の問題点

[lucioniki]

UPOV条約に基づいて、新品種の自家増殖が認められていないのは米も欧州も日本も同じ。法設計が違うだけ。米は植物特許法で制限を受け、EUは原則禁止で対価の支払うのみにおいて自家増殖を認められている。

[n-naname]

“今回の種苗法改定は...米国やEUにも前例がないことである” 知らなかった。。命をつなぐ種苗は公共財として扱い、農業は国がしっかり守るべきなのにことごとく日本はその逆を進んでるからな、、

[sangping]

分かりやすい。