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巻原子力発電所 - Wikipedia
巻原子力発電所(まきげんしりょくはつでんしょ)は、東北電力が新潟県西蒲原郡巻町(現在の新潟市西蒲... 巻原子力発電所(まきげんしりょくはつでんしょ)は、東北電力が新潟県西蒲原郡巻町(現在の新潟市西蒲区)の角海浜(かくみはま[1])地区で計画していた原子力発電所である。 詳細[編集] 巻原子力発電所の構想が1969年6月3日に『新潟日報』で[1]報道され[2]、1971年5月にその計画が正式に発表された[3][4]。 東北電力は2年後(1971年)、1982年の運転開始を目指す建設計画を正式発表した[1]。建設予定地となっていた角海浜は、既に限界集落と化していたが、1971年には本計画に基づく集団離村が行われた。なお、計画の正式発表前から、東北電力は不動産企業の東北興産を通じて、遊園地用の名目で土地買収を行って、巻原子力発電所の建設予定地を確保していった[5]。ただし、この買収は計画より遅れて、1983年9月に東北電力からの申し入れによって安全審査が中断する事態となった。 原子力発電所の誘致