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水雷巡洋艦 - Wikipedia
水雷巡洋艦(すいらいじゅんようかん、英語: Torpedo cruiser)は、水雷兵器(特に魚雷)を主兵装とする... 水雷巡洋艦(すいらいじゅんようかん、英語: Torpedo cruiser)は、水雷兵器(特に魚雷)を主兵装とする巡洋艦。小型のものは水雷砲艦と称されており、排水量でいえば、水雷巡洋艦はおおむね1,000トン前後、水雷砲艦は500トン前後であったが、厳密な区別ではなかった。1880年代後半からは、味方の主力艦を護衛して水雷艇を撃退することも重視されるようになり、水雷巡洋艦よりは水雷砲艦が主流になっていった[1]。最終的には、外洋域の水雷襲撃や水雷艇駆逐といった任務は、水雷艇を発展させた駆逐艦によって行われるようになった[2]。 概要[編集] 19世紀後半には、艦砲の技術の発達にもかかわらず、装甲技術も発達していたことためにその効果があまり上がらず、重砲でも大型の装甲艦を撃破することは難しくなっていた[3]。一方、この時期には水雷兵器が発達し、イギリス海軍は1872年にホワイトヘッド式魚雷を