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雁取り爺 - Wikipedia
雁取り爺(がんとりじい)は、日本の民話の一つ。「隣の爺型」昔話に分類される[1]。 解説[編集] 心優し... 雁取り爺(がんとりじい)は、日本の民話の一つ。「隣の爺型」昔話に分類される[1]。 解説[編集] 心優しい老夫婦と欲深い隣人夫婦が、不思議な力を持った犬をきっかけに前者は幸福に後者は不幸になるという内容。「花咲か爺」と似た内容であるが、この説話では犬の来歴が最初に語られ、犬がまず「猟犬」として善良な老夫婦に福をもたらすことが特徴である[2]。 あらすじ[編集] 岩手県岩手郡の例[3] 川上と川下に老夫婦が隣り合って住み、それぞれ川に簗をかけていた。だが上の爺の簗には木の根ばかり入り、下の爺の簗にばかり魚が入る。上の爺は腹を立てて樹の根を下の爺の簗に放り込んだ。下の爺は木の根を薪にしようと斧で割ると、中から白犬が生まれる。 白犬は短期間で成長し、下の爺を乗せられるほど大きくなる。ある時、犬は下の爺を載せて山中に連れ出した。そして山中の鹿をおびき出し、鹿が大猟になる。下の爺が婆と鹿汁を味わって
2023/03/30 リンク