第123回：通販番組は番組かCMか | 実践！ブランド戦略 | ブランド戦略通信│トライベック・ブランド戦略研究所

日本民間放送連盟（民放連）では広告の基準時間を定めています。 たとえば、「週間のコマーシャルの総量は、総放送時間18％以内とする。」といった基準があります。各放送局はこれらの基準を遵守する形でCMを番組の間に挿入しています。 一方、時間帯によっては、まとまった時間のテレビショッピングをご覧になった方は少なくないと思います。仮にテレビショッピングがCMに分類されれば、放送時間に占めるCMの割合は基準を上回ってしまうのではないかと心配されます。 しかし、テレビショッピングは、健康やファッションなど生活に必要な情報を提供する、生活情報番組に分類されています。したがって、18%の枠には入りません。 内容的には特定の商品の宣伝にも関わらずこのような解釈を行うことは、基準時間をオーバーしないための便宜的な解釈に過ぎないとして、批判的な意見を聞くことがあります。 しかし、消費者に生活情報を届けるという側

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"局側がどのように分類しようと結局は視聴者の選択次第では"。じゃ民放連のCM総量規制はなんのためにあるの(苦笑)。コマーシャルとは、CMとは、などと最初に定義を示さずにあれこれ話を進めることになんの意味もない。