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余命10年未満の人に予防的な検査をする意味はあるのか? ガラパゴス状態で「無駄な医療」を続ける日本 | JBpress (ジェイビープレス)
内視鏡検査を専門としない施設においては、大腸内視鏡検査そのものに伴う穿孔、内視鏡で、腸に傷をつけ... 内視鏡検査を専門としない施設においては、大腸内視鏡検査そのものに伴う穿孔、内視鏡で、腸に傷をつけて穴を開けてしまう合併症が現時点でも発生しています。また、大腸ポリープの切除は腸を傷つける手術ですので、出血や穿孔の合併症は、どんな名人が行ってもゼロにはなりません。 放置しておいても少なくとも5年は命に関わることはない大腸ポリープを発見、治療するために、余命が10年未満の人に大腸がん検診を行うことは、メリットよりもリスクの方が大きいと考えられるのです。 黒船が襲来してもガラパゴス状態を続ける日本 冒頭の厚生労働大臣の発言からも分かるように、日本では、終末期医療も高齢者に対する医療も感情論に終始して、基準を作る議論は一向に進んでいません。 それどころか、むしろ逆に「がん検診受診率を上げる」という国策のもとに、高齢者に対するがん検診を強化して、70歳以上の方のがん検診は無料にするなどの措置をとって
2014/08/07 リンク