「無様な逃亡の責任を取れ」米軍退役将官たちが怒りの公開状 醜態を晒したアフガニスタン撤退、軍最高首脳に辞職を要求 | JBpress (ジェイビープレス)

アフガニスタン・カブールのハミド・カルザイ国際空港を出発するために米空軍機に搭乗する準備をしている落下傘兵たち（2021年8月30日、提供：Master Sgt. Alex Burnett/U.S. Army/ロイター/アフロ） （北村 淳：軍事社会学者） バイデン大統領がアフガニスタンからの米軍完全撤退を急がせた結果、アメリカならびに協力諸国の市民・軍隊・外交団のアフガニスタンからの「撤収」、加えてそれらに協力したアフガニスタン市民たちの「退避」は、逃亡劇のような醜態を国際社会に晒すことになった。 この無様な姿は、バイデン政権の意思決定や外交当局ならびに軍当局の情報分析などによって引き起こされたものであるが、アメリカ軍はあたかもそれを実行した主役とみなされてしまっている。そのため、現役・退役のアメリカ軍関係者たちの多くが、「国際軍事コミュニティーの中で今後10年以上にわたって蔑まれること

[BIFF]

いち早くバグラム空軍基地を閉鎖したのは正気の沙汰ではなかった。バイデン政権下の同盟国の威信が大幅に落ちたのは本朝にも手痛い。ポスト菅の次期政権にとって安全保障対応の重要性は極めて高くなった。。