夫より実家を大事にする妻…夫が離婚を決意した、義父のヒドいひと言とは | 女子SPA！

【ぼくたちの離婚 Vol.6 血縁の呪縛 #2】 ＜前回のあらすじ＞ 結婚前から毎週末アポなし訪問する義父に悩まされながらも、同棲していたカメラマンの美緒さん（当時31歳／仮名）と結婚することを決意した、ノンフィクション作家の穂積明人さん（当時28歳／仮名）。やがて美緒さんの中に“義父の血”をはっきりと見出してしまったことで、結婚生活は音を立てて崩れてゆく――。 周囲の人間を思い通りにコントロールし、強引に自分の意見を通そうとしてくる義父――。穂積さん夫婦への義両親からの過干渉は、結婚後もどんどんエスカレートしていった。 「結婚に際しては本籍地をどうするかまで意見してくるし、住まいに関しても『今の家賃を払い続けるなら、分譲買うべきでしょ』と、突然FAXで図面が送られてくる。辟易しました」 穂積さんは当然美緒さんにも抗議したが、美緒さんは決まって受け付けない。 「美緒は自分の親に対する批判を