「ゼルダの伝説 BotW」、ハイラルの実在感を高めるためのサウンドデザイン

両氏はまず、同作で使用されている音源を「オープンエアーサウンド」と定義し、その要は「環境音」であると語った。同作の環境音は、画面に映し出されているものにとどまらず、目に見えない要素をも表現するものだ。たとえば、風の音、鳥の鳴き声、川の流れなどである。視界の外にあるこういった要素を追求することで、世界観の強化が行われているという。 たとえば、グラフィックで描かれることのない虫の鳴き声は、主人公リンクを中心にhex座標を展開することで立体感を表現した。同じ方向に重複した音源のうち、ひとつを進行方向の背後に回すことで、うしろに向かって追い越していくような効果を実現。あるいは鳥の鳴き声は、葉が茂っている木の上に仮想音源を置くことで、音響の位置のリアリティを追求した。 風の概念も重要な要素だ。風の強さに合わせて、3種類の周波数別の音源が使用されている。草木などのオブジェクトが存在すれば、それらの位置

[hi_kmd]

環境音聞いてるだけで楽しい（やたら臨場感を感じる）うえに、その環境音を邪魔しない形でBGM入るのがいいんだよなあ。

[kijtra]

ホウホウ(馬を撫でながら)

[chineton1788075]

ゼルダは昔からBGMがかっこいいよね

[onigashira_3]

ゼルダBotWのことなら箸が転んでも褒めそうだなはてブ民

[qpci32siekqd]

各専門家がよくバラバラにならなかったと感心する。コンセプトとビジョンなのか。/ 京都生かされてる

[ksugimori]

デバッグの話もそうだったけど、気づいたことを誰でも簡単に言える仕組みってのが重要なんですね。

[Bi-213]

“素材となる草木の葉擦れや虫の音は京都御所で夜な夜な録音”

[nekotetumamori]

引用記事経由でこれも今頃ブクマ。(若井氏がサウンドDとして、長田氏もスタッフとして関わるもだいたいとたけけの人のせいで独創的な割にこれじゃない代物になって大コケした『Wii Music』関連資料として)

[raitu]

“リンクの周囲の気温が高いか低いか、戦闘が行われているかどうか、馬に乗ってスピードを出しているかどうか。これらの出来事には優先度が割り振られており、そこに紐づけされた音源がフェードインで再生される”

[jun_okuno]

“楽器”

[soymilkmen]

すげー、というか京都御所だったのか音

[kirakking]

確かFF15はAIで戦闘音源を制御しているとかあったはず。逆に、任天堂は徹底的にデザイナのコントロール下におくのか。

[tom201410]

この規模のゲームで、この規模の人数で、こんな仕組みを作って運営して、そして素晴らしいゲームを実際に作ってしまえるチームが日本に沢山あるなら、それは素晴らしい事だが。ないんだろうな。だから価値がある。

[peroon]

“サンドエンジニアたちは、完成していくゲームをテストプレイして、自発的に音の素材を作成していくのだという”

[tuka8s]

ここにも化学エンジンというわけか

[makou]

こういうこだわった開発できる会社で仕事したかったなあ。

[maharada]

ゼルダBotWのサウンドは目立たないけど、よくわからないけどすごい。と思っていたことのロジックが解説されてる

[affable_noise]

今作のBGM、アンビエント色濃い目で非常に気に入ってる。

[lastline]

めっちゃ大変なことやっとる

[homarara]

サウンド部門は獲ってなかったはずだが。

[rulipon]

ゼルダの音楽は環境音楽が心地よかった。このような工夫のお陰。感謝。