ドイツの州・自治体、来年の難民関連拠出は最大160億ユーロの見通し

［ベルリン ２９日 ロイター］ - ドイツ全国都市連絡協議会は２９日、同国の州や自治体による移民や難民の受け入れ関連の財政負担が、来年は最大１６０億ユーロ（約１７５億ドル）に上る可能性があるとの試算を発表した。 同協議会は、来年流入する移民・難民の数を５０万人とするシナリオと、１２０万人とするシナリオを想定。これに基づき、州や自治体による来年の財政負担が７０億─１６０億ユーロになるとの試算を示した。政府がすでに表明した拠出額を除くと、州や自治体は３０億─５５億ユーロを負担する必要があるという。 ドイツに今年流入する移民・難民の数は８０万─１００万人に上ることが予想されている。 私たちの行動規範：トムソン・ロイター「信頼の原則」