コラム：欧米で高まる賃金低下圧力、日本の物価目標に黄信号も

米欧で物価上昇率の低下傾向が鮮明になってきた。背景には経済のグローバル化に伴う先進国における賃金低下圧力によって、物価を押し下げる力が大きくなっていることがありそうだ。 アベノミクスでデフレからの脱却を図る日本にとっても、この点はかなり重要なポイントだ。安倍晋三政権は企業に賃上げを働きかけているが、非正規雇用の賃上げまで波及しなけければ、２年間で２％の物価上昇目標の達成に黄信号が点滅しかねない。賃金動向の重要性が今後、ますます注目度を上げていくことになるだろう。

[maturi]

賃金下落がデフレの原因とか、吉○洋か。金融緩和すれば即解決やろ　"物価上昇率が低下傾向をたどっており、消費者物価指数（ＣＰＩ）は() この背景には、米欧における賃金低下圧力がありそう"

[hahnela03]

大企業の賃上げが仮に実現したとしても、雇用者の３５％を占めるまで増大した非正規社員の待遇改善につながらなければ、雇用者報酬の底上げにつなげることは困難だ。/連合組合員様からの「とりくるだうん」