あふれ出る当事者意識――「ロスジェネ心理学」によせて - 花伝社の窓から 事務所だより

ずいぶん久しぶりの更新になります。今後は新たに加入したスタッフも含め、花伝社のあれこれを（できるかぎり）こまめに伝えていきたいと思いますので、改めてお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。 さて、10月新刊として『ロスジェネ心理学――生きづらいこの時代をひも解く』という本を刊行する運びとなりました。著者は1975年生まれの精神科医、熊代亨（くましろ とおる）先生。「はてな」ではかなりのページビューを誇るブログ「シロクマの屑籠」を書かれている方です。 タイトルからおわかりのとおり、本書はいわゆるロストジェネレーション――1970〜80年代前半に生まれた団塊ジュニア〜就職氷河期世代――を取り巻く社会背景や心理傾向を取り扱っています。しかし、2009年あたりに盛り上がりを見せた「ロスジェネ論壇」の論考とは完全に一線を画す内容であることは、著者の熊代先生も担当編集者の私も、ロスジェネ世代の一人

[angmar]

個人出版系？シロクマのスピーカーになってる時点でこいつらも同罪。

[gruza03]

社会的リソース配分の機会を損失することよりも、自分の人生に対する主体性を失うことのほうが、私には重大な問題に思えるからです。

[heis101]

「こういった敵の設定と被害者への名乗り上げに端を発する“運動”が、これまで人類をどれほど破壊と愚行に走らせたか、歴史を振り返るまでもありません。」

[nucleotide]

たしかにひと昔のロスジェネ論は他責的だった。こちらはどうなのかぜひ読んでみたい。

[surumeno13]

筆名そう来るか的な/「こういった敵の設定と被害者への名乗り上げに端を発する“運動”が、これまで人類をどれほど破壊と愚行に走らせたか、歴史を振り返るまでもありません。」

[hotsuma]

"「ロスジェネ論壇」では社会状況の変化によって貧乏くじを引かされたかたちの彼らに対し、同情的に彼らの“叫び”を吸い上げ、不公平を糾弾する“義憤”が満ちていました。"

[p_shirokuma]

id:sync_sync そのロスジェネ論壇の不甲斐なさと無意味さ、視野の狭さにうんざりしていたので、あの手の駄目な本にだけは絶対にしたくないと意識しながらこの本は書きました。

[sync_sync]

シロクマ先生の単著、ロスジェネ本として扱っている＠出版社。ロスジェネ論壇に参入･･･？

[white_rose]

シロクマさんって本名もじりだったのかw／あー逆か･･･