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「今日もその恰好か……と言っても、それしかないか」 翌朝、ステファノのいでたちを見てネオン師は頬に手... 「今日もその恰好か……と言っても、それしかないか」 翌朝、ステファノのいでたちを見てネオン師は頬に手をやった。 「山歩きは初めてでないな? 足元、襟元、袖口は覆ったようだ」 「手拭い頼みでいささか心許ないですが、気をつけて歩きます」 イドの繭を薄くまとって、蛭などの害虫に備えるつもりだった。野生動物は気配に敏感なので、獲物に近づいたらイドを抑える必要がある。 「山に入る前に言っておくが、熊には手を出すな。出くわしたら逃げるぞ」 「追い払いながら歩くわけにはいきませんよね」 「音を立てて歩けば熊は避けていくが、獲物も逃げてしまうからな」 季節は初夏だ。熊は活発に動き回っているだろう。獲物を求めつつ、熊を避ける。 「とにかく周りに注意することですね」 「まあそうだ。熊の気配を感じたら、音を立てて追い払う。獲物が逃げてしまうが、命には代えられないからな」 遊びに行くわけではない。山は危険な世界だ
2024/04/20 リンク