エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
7 - 異能探偵(空っ手) - カクヨム
「この服装なら大抵の男は口を割るんですが、あの渕崎って男、一筋縄じゃいかないですね」 急降下する狭... 「この服装なら大抵の男は口を割るんですが、あの渕崎って男、一筋縄じゃいかないですね」 急降下する狭いエレベーターの中、壱八に名刺の入ったポーチを再び預けると、将門は小さな溜め息に声を乗せてそう洩らした。 少なからず勝算があったのだろうが、自慢の美貌も肉体美も禿頭のチーフディレクターには通用しなかった。女も男も裸同然と公言する一方、どうもこの占い師は男という生き物を軽視する傾向にある。今日の短い会見は、半陰陽の惨敗だった。 「お前が自信過剰なだけだ、一筋縄どうこうじゃなくて」 「あら、言ってくれますね」 体全体を擦り寄せ、甘え気味に胸許に撓垂れかかってきた。壱八の脚を押さえつけるように自分の脚を絡め、誘惑の眼差しで上目に仰ぎ見る。大胆に開かれた胸刳りの間で、肢体に相応しい盛り上がりを見せる双つの膨らみの柔らかい感触に、壱八は慄然と総毛立った。 「ねえ壱八君。わちきの美しさがあんな茹で卵みたい