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第8話 美貌の公子オルフェ殿下、愛人の黒騎士と決裂する - 歓びの野は死の色す(磯崎愛) - カクヨム
アレクサンドラ姫が退出してすぐ、隠し扉のむこうに佇んでいた人物が姿をあらわした。なにか思うところ... アレクサンドラ姫が退出してすぐ、隠し扉のむこうに佇んでいた人物が姿をあらわした。なにか思うところのあるような顔をしていたので、訊いてみた。 「あの姫君をどう思いますか?」 「どう、とは?」 「ぼくの依頼を実行してくれそうかどうか……」 彼が素直にこたえるつもりはないようなので、かわって自分の疑問を口にすると、相手がいぶかしげに濃い眉をひそめた。 「殿下、貴方こそが、ヴジョー伯爵に惚れてたんじゃないですか?」 黒衣の騎士のことばに、ぼくは微笑んでみせた。 その漆黒の装束がものがたるのは、《死の女神エリーゼ》の神殿騎士たる身分だ。 「そこのところは、自分でもよくわからないですね。ぼくは可愛い妹のエリスをあっという間に取られたことにも腹をたてましたし、エリスが当然のようにぼくのたった一人の友人を虜にしてしまったことにも憎しみをおぼえましたので」 ぼくの言い草に、彼は半ば呆れたようすで広い肩をすく
2024/02/14 リンク