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地元のお祭りであの人に会ったのだと、友人が言う。 この友人の言う「あの人」は一人だけである。友人と... 地元のお祭りであの人に会ったのだと、友人が言う。 この友人の言う「あの人」は一人だけである。友人と中学三年生のとき同じクラスだった、えっと、なんて言ったかな。仮に山田くんとしよう。なんで仮名かっていうとですね、友人がめったにその人の名前を口にしないからなんだよ。いつも「あの人」って言う。だから山田くん(仮)。 友人が山田くん(仮)の話をするのは三年ぶりである。忘れたころに話題に出てくる。山田くん(仮)と友人はつきあったことはなく、ほどよい距離感の元クラスメイトで、大学生のときに何かきっかけがあって何度か二人で出かけたのだそうだ。 それだけなのだそうである。 それだけの相手だが、友人の熱の入れようはそりゃあたいしたものだ。あの人はこの世でいちばんかっこいい、と言う。写真を見せてもらったら、たしかに整った顔立ちではあるものの、普通と言える範囲だった。SNSに掲載されている最新の写真を見せてもら