エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
藤田尚志『ベルクソン 反時代的哲学』31 - けいそうビブリオフィル - Part 6
記事へのコメント0件
- 注目コメント
- 新着コメント
このエントリーにコメントしてみましょう。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
- バナー広告なし
- ミュート機能あり
- ダークモード搭載
関連記事
藤田尚志『ベルクソン 反時代的哲学』31 - けいそうビブリオフィル - Part 6
第四部第三章 承前 この第四部はベルクソン晩年の著作『道徳と宗教の二源泉』を研究対象とし、〈声〉、... 第四部第三章 承前 この第四部はベルクソン晩年の著作『道徳と宗教の二源泉』を研究対象とし、〈声〉、〈火〉、〈道〉という隠喩に注目しつつ、「動的行動の論理」の諸側面を三つに分けて分析しようと試みている。第1章では、ベルクソンの多用する〈声〉の形象を通じて、憧憬によって生み出され、自ら憧憬を生み出す人格性を「響き」、「反響」の効果と捉えることで〈呼びかけ〉概念を規定し、動的行動の発生(不可能な起源)の局面を分析した。第2章では、ベルクソンの頻用する〈火〉の形象を通じて、創造によって伝達され、自ら創造を伝達する共同体を社会的紐帯なき「伝播」、「交流」と捉え、それによって〈情動〉概念を規定し、動的行動の伝播(不可能な伝達)の局面を分析した。本章では、『二源泉』に頻出する〈道〉の形象を通じて、動的行動の方向(不可能な目的)の局面を分析する。 より詳しく言えば、この第3章は三つの部分に分かれる。まず、