仕事は薬？ 斎藤環「『社会的うつ病』の治し方」を読む - 何たる迷惑であることか!

「社会的うつ病」の治し方―人間関係をどう見直すか (新潮選書) 作者:斎藤 環 発売日: 2011/03/01 メディア: 単行本 軽症なのに、なかなか治らない。怠けるつもりはないのに、どうしても動けない。服薬と休養だけでは回復しない「新しいタイプ」のうつ病にどう向き合うべきか？精神科臨床医が、具体的で詳細な対応法のすべてを解説する。「自己愛」が発達する過程に注目し、これまで見落とされがちだった<人間関係>と<活動>の積極的効用を説く、まったく新しい治療論。 この本の白眉は、四章「人薬」はなぜ効くのか？にある。以下に、心に響いた文章を抜粋していく。 コフートは、自己愛を人間にとって必須のものと考えました。そして、人間の一生を自己愛の成熟の過程として捉えました。そもそも精神分析では、他者への愛もその起源には自己愛があると考えます。この考え方に基づくなら、「自己中」や「わがまま」は必ずしも自己

[kinaco68]

山月記！なるほどです

[madara-neco]

職場に行くことで自我が薄まることはある。それが生きやすさに繋がったりもするんだよな。

[komoko-i]

「定期的に通う場所と適度な人間関係」「小さくても続けられる仕事はむしろ薬になったはずだ」ほんそれ。もしくは仕事に代わって趣味に没頭するとか同じ趣味でつながる人とか場所があれば、趣味が薬になるかも？

[kitaido0]

若年失業率50％みたいな国では、どうなってるのか気になる。卑屈で幼稚になってるとは思えないが

[sakahashi]

“無職の期間が長引くほどに、父はストレスへの耐性が年々低くなり、性格は卑屈に、幼稚になってしまった。”　”人間は他者との関係の中で生きており、他者との関係が無くなると壊れていく”　ひきこもると戻れない

[kafuchan01]

一つの会社に依存した末路そのものか...。あながち他人事ではない。副業で人に感謝される仕事をやるのがいいのかも知れない。

[elve]

山月記的な

[maturi]

https://davitrice.hatenadiary.jp/entry/2020/07/05/2024282020-07-05 労働から逃避したところで幸せになれるの？（読書メモ：『隠された奴隷制』）

[yhaniwa]

人が満たされるのは難しい