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インフルエンザ出足早く、昨年の8・7倍 早期の予防接種を | 毎日新聞
例年12月ごろからはやり出すインフルエンザの患者が2カ月以上も早くから増加している。厚生労働省による... 例年12月ごろからはやり出すインフルエンザの患者が2カ月以上も早くから増加している。厚生労働省によると、先月15日までの1週間に全国約5000の定点医療機関から報告のあった患者数が1カ所当たり1・17人で、昨年の同じ時期の約8・7倍。これまで12都県で流行の目安である1人を超えた。学級閉鎖や休校も43都道府県で累計490施設にも及んでいて、専門家は「ワクチン接種で予防してほしい」と訴えている。 「毎日数人のインフルエンザ患者が来る。例年にはない早い動きだ」。ナビタスクリニック新宿(東京都新宿区)の久住英二医師(内科)は話す。例年11月ごろから増えるワクチン接種も、今年は接種を始めた10月初旬から多くの予約が入った。久住医師は「都会で生活していれば、重症化しやすい子どもや高齢者とどこで接触するか分からない。ワクチンを打ち早めの予防が大切だ」と話す。
2019/10/12 リンク