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会計検査院 布マスク検品21億円、コロナ対策初指摘 20年度 | 毎日新聞
会計検査院は5日、2020年度決算の検査報告を岸田文雄首相に提出し、公表。20年初めから感染が拡大した新... 会計検査院は5日、2020年度決算の検査報告を岸田文雄首相に提出し、公表。20年初めから感染が拡大した新型コロナウイルス対策事業について初めて検査。厚生労働省が配布した布マスクに不良品が発生したため検品作業に21億円が支出されたことや、「雇用調整助成金」の不正受給、「GoToキャンペーン」事業を巡る支出先が把握できていない問題などを指摘した。 布マスクは厚労省が20年3月以降、福祉施設用や妊婦用、全戸配布用の通称「アベノマスク」を含め約2億8000万枚を調達。文部科学省が学校用に用意した約3000万枚も含め、緊急性が高いことから全て随意契約で計約442億円が支払われた。配布後、マスクに髪の毛の混入や汚れの付着があるとの報告が635市町村から寄せられた。厚労省と文科省は検品業務を追加し、計約21億4000万円を費やした。契約時にマスクの…
2021/11/11 リンク